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こころに映ったことや奮闘記です。

2012年02月



春の足音が聞こえるのは気のせいかな?(^-^)/




受験も終わり(合格発表は明後日)、なんとか精神も肉体も持ちこたえることができた。




相変わらず、痛みは抱えたままだけど。目標の日まで、挑戦していきます。




この1ヶ月、体重の増減が顕著で、40台〜60前半まで不安定だったが、最近は50キロ半ばでキープしている。




身体のことはともかく、仕事のほうが…。CMで流れているような塾も近所にでき、生徒は増えず辞める一方で、




四苦八苦の毎日です。(^_^;) この危機的な状況を共有できる人がいないというのが哀しくもあり…。




基本、勉強を教えているだけの人間には関心がいかないのです。公務員でもないのに、「先生」と呼ばれる人は呑気なのだ。




何もしなければ、会社は潰れる。今まで通りでは。変えなきゃいけないのに、プライドとかしがらみに縛られている場合ではないのだが。




僕の病気がなかなか完治しないのも分かるでしょ(笑)。




うちの会社、役職がないんです。だから、最年少の僕は、いろいろ口を出しますが、決定権がない(笑)。




それでも、いろいろ変えていくから、抵抗とかも起こるんでしょう(笑)。僕もいい年なんだから(笑)。




それじゃあ、このまま沈没船に乗っていていいんですか? って。




過激なことを書きそうなので、この辺りで。




あまりイライラしないようには、気を付けているんです。身体に悪いから。




また働けなくなったら、本当に沈んじゃうからね





NHK、またやりましたね。「うつ病は治せる病か」。TVつけていたら、流れていました。





僕は8年くらい前から、「うつは脳の病だ」と言っていましたが、こころの病気ではないという面が少しでも認知されればうれしいですね。





海外での先進的な治療、脳に刺激を与えるとか、を紹介していました。原因は精神ではなく、脳なのだから、こういう研究は遅いくらいじゃないですか。





僕は、8年前うつ病になって、その後双極性障害と診断されました。





うつの状態はほとんどというか、もうなくて、そうの状態も今のところ抑えられていることは、前回書きました。




(今は目下、食道の病気と闘っているので、けがの功名だったのかもしれません)





治ったというと、まさ再発しそうなので、寛解と表現しますが、





ケースバイケースなので、個人的に状況を聞かないと、安易に「こうすれば治る!」とは云えないです。





そう状態だったら、大発表すると思いますが(笑)。





そういう前提で、寝たきりだった僕がここまで良くなった個人的な事情なら、参考になるなら、書きます。真似されて悪化されないような程度なら…。





2つありますね。





この病気になる前に、大病を経験していたので、大げさですが、哲学を持っていたことです。





春が来ない冬はない。明けない夜はない。だから、治らない病気もない。僕は(当時)医者に行っても病名もつかず治療法もない病気を治したことがあったので、





基本、病名が分かると嬉しいんです(笑)。これは、会社を休むにしても、大義名分になるんです。





何の病気かも分からない…となると、仮病扱いされる時代でしたから(笑)。





病気になる前に、人生哲学が身についていたから、それは大きな助力となりました。





もちろん、治したいとすら思えない日々も過ごしました。でも、心の奥底に「負けじ魂」だけはしまっておいたんです。





そして、もう一つは、家族や多くの友達が祈ってくれたおかげです。この感謝の気持ちを忘れたら、僕は明日にでも再発するでしょう(笑)。





薬を飲んでも変わらない。良くなったり、悪くなったりの繰り返し。紆余曲折ありましたが、





僕は、脳に刺激を加えることなく(笑)、幸いにも「寛解」できました。





あと一つ加えるとすれば、何度も書いていますが、いつか必ず同じ病気の人たちに尽くしたいという使命感です。





これを持てば早く治るのかと聞かれても分かりませんが(笑)、治らないことには、できないですからね。人生は短い。





日本の精神科医療には、とっくの昔から絶望していますよ(笑)。嘆いても始まらないですからね。





あ、治ったのではなく、寛解です。





内容はともかく、TVなどのメディアで取り上げてくれるのは、特に年配の方の偏見を取り除くのに有効でしょうから、





そういう意味では、いいと思いますよ。うつ病はだいぶ減りましたが、双極性障害や統合失調症はこれからですから。





特に、うつ病と診断された約4割が双極性障害だったというデータも公表されたので、ある程度の真実は紹介してくれました。





僕の今罹っている食道の病気についても、是非お願いしたいですよ





治らないと絶望して生きていくか、常に希望を胸に抱くか。結果的に治らなくても、僕は後者を選びます。





そのほうが、愉しいから



今日は、正月に会えなかった従姉妹が、愛知県から帰省したので、一杯やった。





酒は飲むのをやめようかと思っていたが(最近調子が悪かったので)、あまり心配させてもいけないとも思い、焼酎を持参した(炭酸は飲めないので、いつもそういう場には自分の酒を持ち込みである)。





あまりにも酔い、帰りは送ってもらいました(-。-;)。あまり食べないから、酔いもはやい。





横になったら、そのまま寝込んでしまった。





眠剤を飲まなくても、深酒をすれば眠れるというのは分かっているが、毎日そういうことはできない(笑)。





それに、かなり早朝に目覚めるから、あまり疲れもとれない…。





実は、睡眠薬に頼らず生活できるようになるのは、僕の目標の一つである。
(僕のような脳疾患の人間には、基本、不可能な話)





そうなれば、どれだけ楽か。旅行、お泊まり…。薬がきれる恐怖感からも解放される。





映画をみたり、本を読んだりしているのも、趣味ではあるが、脳のリハビリを兼ねている。





あとは運動できるようになれば、いいね

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昔、脚本家の加藤正人氏が、奥寺佐渡子氏を評して「10年に一人の逸材」と言っていた(僕が21くらいの話だから、まだそれほどのご活躍はされていなかったが)。





サッカーでFIFAランキングがあるが、日本映画の脚本家ランキングがあるとすれば、彼女は現在第1位だ。





前作「時をかける少女」は、素晴らしい原作を見事に脚色したが、今回は完全にオリジナル。
(かなりの年月を要したと思う)





こういう人が、貧乏な生活をしていてはいけない。生活を気にせず、2年に一本くらいのペースで傑作を発表していってくれたら、





日本映画は、もっとよくなる。





アニメについては、あまり詳しくないが、やっぱり脚本ありきでしょ?





この作品をみた脚本家は、その才能に嫉妬し、自らの力不足を嘆くに違いない。





いつも痛感するが、細部にわたるまで、圧倒的な映画センス。その感性は生まれ持ったものではないでしょうか。





キャリアだけみれば、浮き沈みも少なく、どの作品も安定している。あまりTVやお芝居等に手を出さずに、映画を中心に活躍されているから、自分の特徴もきっと分かっておられるのだろう。





思春期の人物を描かせたら、右に出る人はいません。





自信をもって、お奨めしますo(^◇^)/~。



Dr. 「君、普通だね」





Hiro「普通です。でも、鳩尾の痛みがなくなったら、どうなるかは分かりません」





ここだけの話だが、医師から処方されている薬は飲んでいない。便秘になりたくないから(笑)。





薬を減らして欲しいと言おうかと思ったが、こういうことをすると機嫌を損ね、僕に対する診断にも影響を及ぼしかねないので、仕方なく頂いた。






結論から言うと、4週間に1度の通院でいいと。あの、頑固な医師から言われました。まー、忙しそうだし。






双極性障害・急速交代型と診断された僕は、それを抑える薬も飲まないで、医師に普通と診断された。






もちろん、この病気に「完治」という言葉は存在しない。おそらく、寛解という状態だろう。それにしても、長い期間「普通」である。





僕はこの病気のために、さまざまな差別を受けた。世間は難しいとしても、とりわけ、医療従事者からの偏見には耐えられなかった。






お腹が痛いといっても、誰も信用してくれない。病院を紹介さえしてくれない。僕だって風邪もひくし、お腹も痛くなる。






だから、僕は、もう同じ思いを他の人にさせたくないと誓ったんです。とりあえず、現在の痛みを治す。そして、世の中の偏見を、自分が覆してみせると。






同じ病名の人で、話にならないほど酷い人がいることも分かっている。迷惑を被っている人たちだっているだろう。






迷惑って何だ、と思う。迷惑っていう文化をなんとかしたい。迷惑は悪か。迷惑をかける人間は悪人か?






大人気シリーズの映画で、寅さんは、悪人として描かれているか? 






もうやめておこう。脳の病気が良くなった報告なのだから。





しかしながら、この病気は再発率90%らしい。





僕は祈っている。まずは、現在苦しんでいる痛みが3月16日までに治まることを。





その日を境に、また再発しても、僕は僕として生きていきたいと。






前にも書いたが、この世に「普通」などない。人間は皆、クレイジーだ。




普通という言葉を使う人間も、だ。

♪(´ε` )

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